2010 Fiscal Year Annual Research Report
アジアの英語教育におけるリーダーシップ:アジアに適した教材の開発と教員養成
Project/Area Number |
19520534
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Research Institution | Kansai University of International Studies |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JONATHAN Aliponga 関西国際大学, 教育学部, 准教授 (50388873)
佐々木 緑 関西国際大学, 教育学部, 准教授 (20310766)
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Keywords | 英語教育 / アジア / 教員相互サポート・評価 / COLT / 教材開発 |
Research Abstract |
本年度は、最終年度として、以下の2つの研究目的の総括を行った。 1. アジアの英語授業内活動の見直し:教育現場・目標に適した活動の作成・選択・評価能力を持つ教員の養成 これまでのアジア諸国での授業参観およびインタビュー、ワークショップでの参加者からのフィードバック等を通して得られた問題点を再整理し、本研究グループで開発してきた授業自己評価の為のツール(TSAG : Teacher Self Assessment Guide)を改訂し完成させた。 2. 教員間相互サポートネットワークの構築 学内・地域内の教員が自分の授業の振り返り、またお互いの授業を相互に観察し、評価し合うことによって教育力を高めていくのは大変重要なことである。そのような相互サポートシステムを作るための、教員がそれらの基準に従って自分自身や、仲間の教員の授業を観察・評価する方法を学び、日常的な自己評価の習慣や授業改善への意識向上につなげられるようにするための、教員トレーニングワークショップを韓国、日本、タイ、カンボジアで実施した。 また、当初の研究目的の一つであったアジア諸国のコンテキストにあった教材作成にも取り組んだ。これまで行ったアジア諸国での授業観察、インタビューを通して収集した情報を基に教材作成に着手した。 3月には、これまでの研究成果をまとめたCDを作成した。このCDは今後継続的に教員トレーニングを行っていくために利用していく。
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