2008 Fiscal Year Final Research Report
German Security Policy under the Merkel government : Focus on the Relations with the U.S. and the European Union
Project/Area Number |
19530135
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
International relations
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Research Institution | University of Nagasaki (2008) Siebold University of Nagasaki (2007) |
Principal Investigator |
中村 登志哉 University of Nagasaki, 国際情報学部, 教授 (70382439)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 政治学 / 国際関係論 / 外交 / 安全保障政策 / 国際情報交換 / ドイツ / 北大西洋条約機構 / 欧州連合 / 戦略文化 |
Research Abstract |
本研究は、メルケル政権下におけるドイツの安全保障政策が、欧州安全保障秩序の柱である北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)の活動に対する連邦軍の参加をめぐって、異なった課題とディレンマ抱えていることを明らかにした。EU においては共通外交・安全保障政策(CFSP)及び欧州安全保障防衛政策(ESDP)の進展に歩調を合わせる形で制度構築と作戦行動に積極的に関与・主導し、それにより加盟国の支持を得る一方で、NATOの作戦行動においては、民生と軍事を組み合わせたドイツ独自の復興モデルを提唱・展開することにより地上戦闘任務を回避し、消極的関与にとどまっているとして批判を受け、政策の修正を迫られている。
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