2007 Fiscal Year Annual Research Report
無限次元局外母数がセミパラメトリック推定量に与える影響
Project/Area Number |
19530182
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
人見 光太郎 Kyoto Institute of Technology, 工芸科学研究科, 准教授 (00283680)
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Keywords | パネルデータ / 修学行動 / 教育の経済学 |
Research Abstract |
本年度はセミパラメトリックに推定する前段階としてパラメトリックな統計モデルを組み立て修学行動を分析した。 エジプトの小学生の修学行動に関するデータを使って、卒業するか、それとも途中でドロップアウトをするかの決定に対して学校の質が影響を与えるかどうかを統計的に検定した。モデルからの推定の結果、全国的な学力テストの結果を用い学生の学力をコントロールし、また親の所得、兄弟の数などコントロールした結果、同じ初期能力、同じ生活条件を持つ場合、卒業時により高い学力を得られる可能性のある小学校の方がドロップアウトの率低くなることが検証できた。このことは、エジプトのような発展途上国で小学校を卒業するまで続けるか、途中でやめてしまうかを経済的な合理性によって決定いることを意味する。
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Research Products
(2 results)