2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Analysis of institutions for efficient use of intellectual property bundles-Two-sided market approach.
Project/Area Number |
19530201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Applied economics
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
AOKI Reiko Hitotsubashi University, 経済研究所, 教授 (10361841)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 知的財産 / 特許 / パテントプール / Two-Sided Markets / エクスチェンジ |
Research Abstract |
(1)既存の知財アクセス組織の把握:既存のパテントプール(MPEG,DVD等)やエクスチェンジを、知財の種類と特性(特許か著作権、補完的か代替的、等)、ガバナンス、価格体系、グラントバックの有無等に留意して整理する。 (2)知財エクスチェンジの経済分析:研究計画の概要(1)から得られた知見をもとに、知財・技術エクスチェンジをTwo-Sided Marketとしてモデル化する。エクスチェンジはOne-sidedの市場と考えられがちであるが、双方から費用を徴収することが可能であり、Two-Sided Marketとしてとらえるべきである。知財所有者と使用者が参加するインセンティブの与え方、組織が成功するために必要なCritical Massの大きさ、価格体系などの契約の詳細と情報の(非)対称性、社会厚生等Two-Sided Marketとして分析する。 (3)知財アクセス組織の比較経済分析:Collective Rights Organization(CRO)と知財エクスチェンジの比較を行う。両組織ともTwo-sided Marketとして分析したものはないので、まず研究計画の概要(2)の分析をCROについても行い、2つの組織をTwo-Sided Marketとしてとらえ比較する。さらに、両組織を統一したモデルで記述することにより、パフォーマンスの違いを捕らえやすくする。比較分析は組織の内部的要素(知財の種類と組織構成の関係、安定性)と外部的要素(知財アクセスの効率性、組織メンバーと非メンバーの技術開発、市場参入)等について行う。
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Research Products
(6 results)