2009 Fiscal Year Annual Research Report
日・中・韓の多国籍企業が行う国際経営に関する比較研究
Project/Area Number |
19530371
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Research Institution | Osaka University of Commerce |
Principal Investigator |
孫 飛舟 Osaka University of Commerce, 総合経営学部, 准教授 (80340636)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古沢 昌之 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (30351480)
中橋 國藏 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (80030716)
原 敏晴 大阪商業大学, 総合経営学部, 准教授 (50388386)
崔 圭皓 大阪商業大学, 総合経営学部, 講師 (50454575)
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Keywords | 多国籍企業 / グローバル経営 / コンテンツ産業 / 経営比較 / 新興国市場開拓 / ボリューム・ゾーン / 韓流ブーム / 日本のアニメ産業 |
Research Abstract |
本年度においては、主に文献研究、研究成果の発表と研究論文の作成を中心に研究を進めてきた。また、補足調査として中国への現地調査も行った。 1.文献研究と研究成果の発表 これまでの製造業のグローバル展開に関する研究に加えて、日・中・韓のサービス企業、コンテンツ産業のグローバル展開に関する文献を収集し、研究も行った。特に最近の「韓流ブーム」に代表される韓国のコンテンツ産業のグローバル展開、日本のアニメ産業のグローバル化について研究した。また、これまでの研究成果を学会及び研究会において研究報告も行った。 2.研究論文の作成 研究代表者、分担者に加え、流通科学大学(日本)と北京中央財経大学(中国)の研究者と共同で『東アジアにおける経営の新潮流-組織体制と経営戦略の転換(仮題)』という著書の執筆に力を入れた。現時点で原稿が既に出来上がり、平成22年度中に出版する予定である。 3.補足調査 これまでの海外現地調査は、現地での経営を行っている企業に対するヒヤリングが中心であったが、それだけで企業経営のパフォーマンスを評価することは不十分である。したがって、平成21年8月に、研究代表者が中国河北省石家庄市近郊の農村部に入り、北京中央財経大学による協力のもと、自動車という耐久消費財に関する消費意識アンケート調査を行った。日本、韓国及び中国現地メーカーの製品に対する評価、及びマーケティング上の問題点を明らかにした。
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Research Products
(6 results)