2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
The sociological study of handicapped person and art : expression of self in society
| Project/Area Number |
19530480
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Single-year Grants |
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| Section | 一般 |
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| Research Field |
Sociology
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| Research Institution | Kyoto University of Art and Design |
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Principal Investigator |
FUJISAWA Mika Kyoto University of Art and Design, 芸術学部, 教授 (00259425)
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| Project Period (FY) |
2007 – 2010
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| Keywords | 障害者 / 芸術 / 自己表現 / 臨床社会学 / 芸術社会学 |
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| Research Abstract |
本研究は、障害者の芸術活動に関して、調査研究と理論研究の両面から研究をおこなうものである。その目的は、社会における自己表現、社会と芸術との関係性の新しい動きを探求し、医療・福祉と芸術の分野の交差領域にある芸術社会学の調査枠組みを示すことである。「障害」を含めた人間の生の多様性が、芸術という領域においてどのように表現され、社会に提示されているか、またそれは作者にとっていかなる意味をもち、社会にとってはどのような変化をもたらしているか調査・理論研究により明らかにする。
(1)調査研究として、精神病院絵画教室及び、摂食障害者の芸術活動に関する参与観察及びインタビュー調査を中心とした質的研究をおこなう。当事者にとっての生活史におけるその意味の分析、その自己表現を見る鑑賞者はどのように感じ、さらにどのような社会的変化がひきおこされるかという点の詳細な分析を研究成果において示す計画である。
(2)理論研究の側面として、芸術社会学の相互作用論的アプローチ、あるいは「芸術」への相互作用論的アプローチの理論的枠組みを上記調査結果より導出する計画である。また社会における自己表現という観点から研究をおこなうことで、言語的な表現や意味づけに限定されない、多様な表現を把握する計画である。
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