2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Development of an evolutionary model for guardian-teacher conferences to encourage cooperation between teachers and guardians
Project/Area Number |
19530587
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Educational psychology
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
KAMIMURA Etsuko Shinshu University, 教育学部, 准教授 (30334874)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 教育相談 / コンサルテーション / 教師 / 保護者面談 / 連携 / グラウンデッド・セオリー・アプローチ / 発話分析 |
Research Abstract |
本研究では、保護者にとってより援助的な連携を維持、促進するために、教師が保護者面談においてどのようなコミュニケーション行動をとることが有効なのかを明らかにすることを目的とする。このために、研究期間内に以下の3点を明らかにする。 (1)保護者と教師の面談場面の会話をグラウンデッド・セオリー・アプローチ(以下GTA)により分析し、保護者面談において教師がどのように保護者との連携を構築しているのか、そのプロセスについての仮説を生成し、教師が行う保護者面談の特徴を明らかにする。 (2)保護者面談における保護者の会話をGTAにより分析し、保護者面談における保護者のコミュニケーション行動の特徴を明らかにすると共に、教師と保護者の相互作用の視点から、保護者との連携を促進する教師のコミュニケーション行動の特徴を明らかにする。 (3)(1)(2)で明らかにされた教師のコミュニケーション行動の特徴が、教師の対応に対する保護者の評価や連携に対する教師の達成感とどのように関連しているかを明らかにする。
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