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2007 Fiscal Year Annual Research Report

アサーションの視点から見た保育者の変容プロセス-自主的事例検討会の活動を通じて-

Research Project

Project/Area Number 19530597
Research InstitutionChiba Institute of Technology

Principal Investigator

柴橋 祐子  Chiba Institute of Technology, 情報科学部, 准教授 (20348155)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中原 美恵  東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (30337703)
槇 英子  東横学園女子短期大学, 保育学科, 講師 (20413099)
Keywordsアサーション / 保育者支援 / 自主的事例検討会 / 縦断研究 / 保育者版アサーション質問紙調査
Research Abstract

平成19年度(研究プロジェクトの1年目)の研究目的は2つあり、1つは次年度の事例検討会の土台として保育者が自主的に集い、現場でのさまざまな問題や悩みを安心して語り合う場をつくることであり、もうひとつはそれに平行して保育者が園児、保護者、他の保育者との関係においてどのような自己表現上の問題を抱えているのかをインタビューやフールドでの調査を通して收集し、子どもとの関係、保護者との関係、同僚との関係における保育者版アサーション尺度を開発、実施することであった。この2つの目的は以下のようにほぼ達成した。実績は以下の通りである。(1)保育者が自主的に集い合い、保育現場で抱えるさまざまな問題や悩みを自由に語り合う場(「保育を考える会」)を代表者の施設内に定期的に設け、月1回の割合で計8回保育検討会を開催。毎回、現場のリアルタイムな問題が示され、それに対して研究者も交えてお互いが意見を出し合った。また、その内容は参加者の許可を得て録音し、現在は、逐語録を作成しアサーションの視点から1年間を通した変化を検討中である。
(2)まず、検討会で語られた内容および研究者らが幼稚園でのフィールドで見聞きした内容メモをもとに、保育者版アサーション尺度の質問項目を作成し、検討会に参加している保育者および研究者により項目の妥当性を検討した。次に、質問紙を完成させ、千葉県下の2つの市の協力の下、保育者350名を対象にアンケート調査を実施した。現在はそのデータを分析中である。

  • Research Products

    (4 results)

All 2008

All Journal Article (3 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] アサーションの視点からいじめ、不登校を考える2008

    • Author(s)
      柴橋 祐子
    • Journal Title

      児童心理 877

      Pages: 59-64

  • [Journal Article] 児童虐待に関する文献の概観 -2000年から2006年までの雑誌特集号を対象として-2008

    • Author(s)
      柴橋 祐子
    • Journal Title

      千葉工業大学研究報告 人文編 45

      Pages: 37-48

  • [Journal Article] 実践力の育成を目指すカリキュラム開発の試み -保育者養成校における「造形表現指導法」の授業での取り組みを通して-2008

    • Author(s)
      愼 英子
    • Journal Title

      東横女子短期大学紀要 42

      Pages: 105-121

  • [Presentation] 日常とネット上のアサーション比較2008

    • Author(s)
      柴橋 祐子
    • Organizer
      日本発達心理学会
    • Place of Presentation
      大阪国際会議場
    • Year and Date
      2008-03-20

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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