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2009 Fiscal Year Annual Research Report

アサーションの視点から見た保育者の変容プロセス-自主的事例検討会の活動を通して-

Research Project

Project/Area Number 19530597
Research InstitutionChiba Institute of Technology

Principal Investigator

柴橋 祐子  Chiba Institute of Technology, 情報科学部, 准教授 (20348155)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中原 美惠  東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (30337703)
槇 英子  淑徳大学, 総合福祉学部, 講師 (20413099)
Keywords自己表現 / 保育者 / アサーション / 相互支援体制 / アサーション・グループワーク / フィールドワーク / 保育者メンタルヘルス / 自主的事例検討会
Research Abstract

平成21年度(研究プロジェクト3年目)の研究月的は、(1)これまで行ってきた研究の成果をまとめ論文として報告すること、および、(2)保育者を対象にアサーションの理論的背景、意味を伝え、保育者や保護者と自己表現し合える良好な人間関係を築くことを支援するための方法について、実践を通して探っていくことであった。これらの目的は一部進行中の部分はあるが、ほぼ達成された。実績は以下の通りである。まず、(1)成果の報告に関しては、保育園でのフィールドワークを通して、同僚性に支えられながら質の高い保育を実現する要因を探求し、論文「保育の職場と表現-自己表現を大切にする保育園でのフィールドワークから-」として発表した。また、前年度、口頭発表を行った質問紙調査による「保育者の自己表現(アサーション)と意欲やりがい」については、現在学会誌への投稿論文を執筆中である。(2)については、昨年度に引き続き、自主的事例検討会および幼稚園教員を対象としたアサーション・グループワークを実施し、検討を行った。グループワークにおいては、参加者の事前事後アンケート、および、記録(了解を得てビデオで撮影)の資料が得られ、アサーション支援の基本的枠組みと留意点が見出された。また、自らの自己表現のありようを振り返り、よりよい関係性を保育者同志が体験できる「場」を提供することの意義とそうした機会への保育者側からのニーズが高いことが確認できた。今後は、そうした取り組みが保育の職場においていかに還元されていくのか、そのプロセスを明らかにしていくこと、およびWeb上での保育者向けアサーション支援サイトを立ち上げ、活用してもらえるようにすることが課題である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010 2009

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 保育の職場と表現-自己表現を大切にする保育園でのフィールドワークから-2010

    • Author(s)
      愼英子・柴橋祐子
    • Journal Title

      淑徳大学総合福祉学部研究紀要 44

      Pages: 179-195

  • [Journal Article] けんかっ早い子にどうかかわるか2009

    • Author(s)
      柴橋祐子
    • Journal Title

      児童心理 900

      Pages: 67-71

  • [Journal Article]2009

    • Author(s)
      中澤潤(編著)
    • Journal Title

      発達心理学の最前線(あいり出版)

      Pages: 237-254, 209

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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