2008 Fiscal Year Annual Research Report
自然災害の危機的介入後のアフター・ケアのガイドライン作成
Project/Area Number |
19530615
|
Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
五十嵐 透子 Joetsu University of Education, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (90293349)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 敏恵 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (40308226)
井沢 功一朗 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 講師 (00324020)
|
Keywords | 危機介入 / アフター・ケア / ガイドライン / 自然災害 / 教育機関 |
Research Abstract |
2年目は、継続した小中学校での児童生徒を対象とした心理的支援と保護者および教職員を対象としたコンサルテーションを実施した。特に、対象となった震源地でもある小規模の小学校3校は20年3月から4月に統廃合され1校になるという大きな教育環境の変化を体験している。中越地震ご3年半が経過するなかで、中学校入学後にPTSD様の症状を体験してきたことを表出する生徒、<>など、長期におよぶ自然災害後の影響の大きさがみられている。同時に、収集したデータの統計分析、会話分析を開始し、支援内容のガイドライン作成に着手している。
|