2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
The study on the mechanisms by which social experiences affect the development of social behaviors in laboratory mice.
Project/Area Number |
19530647
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Experimental psychology
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
KATO Katsunori University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (50261764)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 社会的経験剥奪 / 社会行動 / 幼若期 / 発達 / マウス / ニオイ / 免疫組織化学 |
Research Abstract |
幼若期において,単独飼育による社会的経験の剥奪が社会行動の発達に大きな影響を及ぼすことは多くの種において観察されている.しかし,そうした社会的経験と社会行動発達を媒介している機序についてはほとんどわかっていない.そこで本研究では,(1)これまでの研究のレビューを踏まえて,マウスの社会的経験を構成する諸要素をもう一度系統的に調べ直すとともに,(2)社会的経験の剥奪によって生じる脳内変化をc-Fos発現,脳微小透析法,発達中の薬物の慢性投与などによって解析することを目的とした. (1)について,マウスでは,他の雄との身体接触および他の雄由来のニオイ(フェロモン)が社会行動発達に影響する社会的経験の重要な要素であることが示唆されてきた.本研究では,身体接触とニオイの相対的な役割に焦点を合わせた.(2)については,社会的経験剥奪による行動変化に伴って生じる脳内変化に着目して研究を進めてきた.
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Research Products
(5 results)