2009 Fiscal Year Annual Research Report
教員養成大学学生が子どもたちと触れあうことのできる総合的音楽表現作品の開発
Project/Area Number |
19530770
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
石田 久大 Hokkaido University of Education, 教育学部, 教授 (30193329)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 道雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (10344540)
森田 寛 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (20113681)
杉江 光 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40271720)
二橋 潤一 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (70312428)
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Keywords | 鑑賞教育 / 音楽劇創作 / 地域貢献 |
Research Abstract |
本プロジェクトの研究目的は、1.小・中学校において、一コマの授業時間内に上演可能で、且つ地域の史実などを題材にした質の高い鑑賞用音楽劇作品を創作すること2.その作品を教員養成の学生が、小・中学校で子どもたちとの触れ合いを通して実際に演奏をすることで、学生の教員としての資質及び実践力を高めると共に、教員養成大学が地域の音楽鑑賞教育に寄与すること。3.その作品の音楽鑑賞用教材としての教育的成果を子どもたちの感想文などから検証することの、3つである。 本研究は3年の期間で実施されたものあるが、最初の段階は作品づくりが中心となった。平成19年は題材選び、題材選びと台本づくりが中心となった。台本の構想と完成までに1年間を要したが、制作過程では十分に打ち合わせを行った。平成20年度の達成目標は,平成19年度につくられた台本に音楽を付す作曲の作業と,平成21年度における学校公演に向けての学生の指導である。作品は20年度中に完成したが、演出上の構想が決定するまでにさらに半年を要することとなり、実際の練習は21年度後半からになった。その間、学生は学校公演における準備のため,平成21年3月に旭川近郊の小・中学校での学生による音楽劇の演奏会を行った。この際,科研日で購入した大型印刷機での舞台背景の作成,また,照明機器などを用い,来年度に向けての舞台制作の経験を積ませた。平成21年度では、創出した音楽劇作品、「おもしろオペレッタ金の子犬銀の子犬」を、平成22年3月23目、旭川第二小学校で公演を行なった。この公演の準備のため、公演のために演奏、舞台美術、衣装、小道具などを行った学生たちのアンケートから、本科研費研究の成果についての検証を行った。上演時の雰囲気や小学生あるいは教員の感想文などから、本作品の鑑賞教材としての評価を行った。本講義のあり方、学生の意識の構築の問題などについての反省点などについて考察を行った。
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Research Products
(3 results)