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2007 Fiscal Year Annual Research Report

教員養成カリキュラム開発のための授業力育成に関する基礎研究

Research Project

Project/Area Number 19530790
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

高木 幸子  Niigata University, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70377175)

Keywords授業力 / 教員養成 / カリキュラム
Research Abstract

本研究は、教育法プログラムによる模擬授菜や研究教育実習等で児童生徒への授業を経験した学生が、教員採用後、授業の構想・実践をどのように行っているのか、また、改善しているのか等を追跡し、養成段階で押さえるべき内容を検討するための基礎資料を得ることを目的としている。
今年度は、以下の4点について研究を行った。
1.教員の授業記録及び授業に対する聞き取り
卒業2年目となる教員のうち2名の教員(神奈川県小学校教員・新潟県中学校講師)について授業観察及びビデオ記録を行った(2007年10月22日、10月30日実施)。その際、授業運営や児童生徒とのかかわりに関して聞き取りを行ったが、今後の聞き取りのデータと合せて分析を行う。
2.学生時代の授業の視聴と評価
上記2名の教員に対して、自身が学生時代に行った授業を視聴する場を設け、授業構想や展開、児童生徒対応について省察・自己分析を依頼した。その結果、児童生徒対応の素早さに顕著な差がみられたが、意識的な活動ではなかったことがうかがえた。1.と同様、今後の収集データと合せて分析を進める。
3.学生の授業記録及び学習指導案の保存
2007年度に教育実習に参加した4名の4年次生の教育実習の授業及び学習指導案を記録・保存した。
4.教員及び学生の授業の発話データの分析
25の授業(3年次春期教育実習7本、3年次秋季教育実習4本、3年次研究教育実習7本、4年次春期教育実習1本、4年次卒業研究の一部としての実践授業4本、卒業2年目の教員の授業2本)について授業時の発話を文字データとして作成し、先行研究の分類に基づいて教師の発言を7つに、児童生徒の発言を6つに分類した。比較の対象となる卒業2年目の教員の授業データが現在2本であるので、今後、収集するデータを合わせて、養成段階の授業との比較分析を進める。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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