2009 Fiscal Year Annual Research Report
外国人児童生徒の学習言語能力育成のための測定尺度開発及び教材開発のための研究
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19530797
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| Research Institution | Aichi University of Education |
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Principal Investigator |
中田 敏夫 Aichi University of Education, 教育学部, 教授 (60145646)
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| Keywords | 外国人児童 / 学習言語 / 教材開発 / 測定尺度 / 国語 |
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| Research Abstract |
本年度の研究実施計画に沿って報告する。
1.学習言語能力を測定する尺度の開発
(1)語彙;外国人児童生徒の語彙力を計るのに有効な語彙を選定し、学習言語能力測定語彙リストを作成することを目的に、外国人児童の作成した「日記」資料のデータ化、料理・スポーツに関するオノマトペ資料データ化、国語教科書のオノマトペのデータ化を行い、学習言語能力を測定するための基礎資料とした。
2.学習言語能力を測定する尺度の開発
(2)文型;文型の測定尺度として有効だと考えられる一事例として助詞「は」と「が」を取り上げ、尺度開発の基礎資料とした。
3.学習言語能力を向上させることを目的とする教材の開発
具体的な学習語彙と文型の尺度開発によって明らかになってきたレベル別の語彙と文型を反映した教材の開発は実現できながったが、「あらましリライト教材」を作成し実践することで外国人生徒と日本人生徒の「あらすじ理解力」の根本的な性格の違いを通した課題を発見し、郷座の開発への第一歩としえた。
4.県内外の日本語教室の視察
県外の視察はできなかったが、刈谷市立雁ケ音中学校、豊田市立東保見小学校において現場観察と同時に資料提供を得た。
以上の成果は科研費報告書『外国人児童生徒の学習言語能力育成のための測定尺度開発及び教材開発のための研究』(平成22年3月)として発行した。
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