2009 Fiscal Year Annual Research Report
CSCLを利用した図画工作科・美術科教員のための評価能力育成カリキュラムの開発
Project/Area Number |
19530832
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
廣瀬 剛 Oita University, 教育福祉科学部, 講師 (10381021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大岩 幸太郎 大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (90223726)
内田 裕子 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (40305024)
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Keywords | カリキュラム構成・開発 / 美術教育 / 協調学習 / 作品評価 / 教員養成 |
Research Abstract |
本研究では,平成21年度に次の4つの研究課題を実施した。 研究課題1 図画工作科・美術科教員のための評価能力育成システム"hikoboshi"の継続活用 平成20年度に続き,本学学部生を対象とした美術関連の授業において,開発したシステム"hikoboshi"を利用し,授業で制作した学生の課題作品の相互評価を繰り返し行った。 科目数:11科目 科目名:「構成II」「水彩画の魅力」「デザインIII」「造形表現1」「図画工作(小)」「構成演習」「デジタルアート演習」「美術概説」「美術科指導法A(2科目)」「美術総合C」 総受講者数:300名,総課題数:70課題,実施期間:平成21年6月~平成22年3月 研究課題2 CSCLシステム"hikoboshi"を活用した成果等についての学会発表 本システムの構成及び授業で活用した成果を中心に,評価能力育成における協調学習の有効性について,次の2件の報告を行った。 (1)「図画工作科・美術科教員の評価能力育成のためのCSCLシステム"hikoboshi"の有効性」 学会名:情報処理学会 場所:東京大学駒場キャンパス,発表年月日:平成21年7月4日 (2)「美術系教養科目でのCSCLシステム"hikoboshi"の活用」 学会名:大学美術教育学会 場所:国際デザインセンター,発表年月日:平成21年9月26日 研究課題3 「CSCLシステム"hikoboshi"を利用した作品評価能力育成の試み」についての論文発表本システムを利用した作品評価能力育成の試みについて,論文発表を行った。 雑誌名:大学美術教育学会誌発行年月日:平成22年3月25日 研究課題4 児童・生徒の作品評価に不安を持つ現職教諭のためのシステム開発の完了 平成20年度に着手した,現職教諭のための作品評価能力育成システムの開発が完了し,運用に向けて準備を開始した。
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