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2007 Fiscal Year Annual Research Report

児童生徒の社会的能力育成を目指するカリキュラム開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19530853
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

名取 一好  National Institute for Educational Policy Research, 教育課程研究センター, 総括研究官 (70026623)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坂野 慎二  玉川大学, 通信教育部, 准教授 (30235163)
新野 貴則  山梨大学, 教育人間科学部, 准教授 (60353380)
萩原 康仁  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター, 研究員 (30373187)
Keywords児童生徒 / 社会的能力 / カリキュラム / キャリア教育 / 体験学習 / サービスラーニング / アメリカ合衆国 / ドイツ
Research Abstract

本研究は、わが国をはじめ、諸外国における児童生徒の社会的能力育成を軸としたカリキュラム開発の動向、これらの能力育成のための具体的な学習活動、カリキュラム上の位置づけ、課題等を様々な報告書の分析や現地調査を通して明らかにするとともに、わが国の学校教育における児童生徒の社会的能力育成のためのカリキュラム開発の視点を提供することを目的としている。
平成19年度は、各研究計画に従って調査研究を行い以下のような結果が得られた。
1.児童生徒の社会的能力育成は、わが国のみならずアメリカ合衆国、ドイツにおいても学校教育における重要課題であり、サービスラーニングや職場体験などいくつかの試みがなされていることが認められた。
2.アメリカ合衆国シカゴ学校区におけるサービスラーニングに関するプログラムの一部を翻訳するとともに、全米各地において実施されているこの取り組みやコンテクステュアルラーニングの実施の現状等についての資料の収集整理を行った。その結果、これらの取り組みが、児童生徒の社会的能力育成に有効な手段であるとともに、教科学習においても一定の成果が得られるとの評価が多くの報告書で見られた。
3.ドイツにおける職場体験学習は、児童生徒の社会的能力育成の面のみならず、学校における教科学習にも一定の成果をあげていることが報告されている。
3.わが国においても、社会的能力育成を目指した取り組みとして、職場体験学習などのキャリア教育や技術・家庭科のものづくり学習などが行われ、成果をあげていることが認められた。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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