2007 Fiscal Year Annual Research Report
大学における障害学生学習支援のためのeラーニングアクセシビリティとユーザビリティ
Project/Area Number |
19530857
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
熊井 正之 Tohoku University, 大学院・教育情報学研究部, 准教授 (60344644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 信一 東北大学, 大学院・教育情報学研究部, 教授 (50210969)
中島 平 東北大学, 大学院・教育情報学研究部, 准教授 (30312614)
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Keywords | eラーニング / 障害学生学習支援 / 高等教育機関 / アクセシビリティ / ユーザビリティ |
Research Abstract |
1.eラーニングを実践している高等教育機関における障害学生学習支援を事例的・定性的に検討し、現状と問題点およびその要因に関する分析を実施した。具体的には、半構造化面接のための面接構造の計画を行い、a)知識・認識(eラーニング実践関係者の持っている、障害学生のニーズ及び障害に関する知識・認識、アクセシビリティとユーザビリティに関する知識・認識等)、b)技術(eラーニング実践関係者の持っている、アクセシビリティとユーザビリティの問題を解決するための技術等)、c)ニーズ(eラーニング実践関係者の障害学生学習支援に関連するニーズ等)、d)実践の程度、その方法・内容(eラーニング実践関係者の、障害学生学習支援ならびにアクセシビリティとユーザビリティに関する取組実践の有無、有りの場合にはその具体的方法と内容等)、e)予算(eラーニング、ならびに障害学生学習支援、アクセシビリティとユーザビリティに関する取組に当てる予算額や調達方法等)、f)体制(eラーニング、ならびに障害学生学習支援、アクセシビリティとユーザビリティに関する取組を実施する体制(スタッフ種と数)等)、g)その他の周辺情報(当該機関におけるeラー二ング以外の障害学生支援、障害学生の障害別入学実績(現在と過去)、アドミッションポリシー、当該機関の学部・大学院の学域・種類等)について対象機関関係者への面接を実施した。 2.eラーニング実践高等教育機関の障害学生学習対応に関する全国調査の計画に着手した。 3.アクセシビリティのAutomated evaluationの一部を試行した。
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Research Products
(8 results)