2008 Fiscal Year Annual Research Report
擬通常特異点を持つ複素射影超曲面の位相的、解析的研究
Project/Area Number |
19540093
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
坪井 昭二 Kagoshima University, 理学部, 教授 (80027375)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮嶋 公夫 鹿児島大学, 理学部, 教授 (40107850)
與倉 昭治 鹿児島大学, 理学部, 教授 (60182680)
愛甲 正 鹿児島大学, 理学部, 教授 (00192831)
小櫃 邦夫 鹿児島大学, 理学部, 准教授 (00325763)
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Keywords | セグレ多様体 / 線形射影 / 通常特異点 / 非孤立超曲面特異点 / チャーン数 / セグレ類 / 極類(Polar class) / 交点理論 |
Research Abstract |
3次元セグレ多様体(セグレ写像によるP^1×P^2のP5への埋め込み)の“一般"線形射影によるP^4への像の定義方程式は、z_2z^2_l+z_3(z_1z_4)-z_0z^2_4=0で与えられることを見つけた.この例を通して,これまで得られていた,P^4の中の通常特異点を持つ超曲面Yの正規化Xのチャーン数を与える公式に誤りがあることに気づき,修復された公式は次の通りであることを示した: (1)[numerical formula] (2)[numerical formula] (3)[numerical formula] ここで、n:Yの次数,m:Yの2重曲面D_yの次数,t:Yの3重曲線の次数,γ:Yの尖点曲線C_yの次数,#Σs:Yの停留点の個数,#Σq:Yの通常4重点の個数,C_x:Yの尖点曲線C_yの正規化写像n:X→Yによる逆像,K_x:Xの標準因子, H: P^4の超平面である。
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Research Products
(6 results)