2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19540450
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Research Institution | National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention |
Principal Investigator |
福山 英一 National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention, 地震研究部, 総括主任研究員 (60360369)
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Keywords | 地震断層破壊 / 3次元断層形状 / X線CT画像 |
Research Abstract |
断層コアのCT解析から得られた3次元断層構造から、特徴的な構造をとりだし、その構造を単純化したモデルに対して3次元動的破壊伝播の計算を行った。その結果、コア内に存在する断層に沿った破壊を進行させるためには、そこに働いている局所的な3次元応力場が重要である事がわかった。そこで、数値シミュレーション手法を用いて、そこに働いていた応力場が推定できないかどうか、試行錯誤的に調べた。さらに、数値実験により、コア内に見られる断層構造のうち、地震時に破壊が進展していった断層面とその破壊の進展によって2次的に形成された断層面が共存している構造である事がわかった。また、この一連の仕事と平行して、"Fault-Zone Properties and Earthquake Rupture Dynamics"というタイトルの本の編集執筆を行った。
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Research Products
(4 results)