2009 Fiscal Year Final Research Report
Estimation of scale and recurrence interval of large-scale landslides by using sediment in landslide-dammed lake and their hazard mitigation
Project/Area Number |
19540480
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Geology
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
KOJIMA Satoru Gifu University, 工学部, 教授 (20170243)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
SUZUKI Kazuhiro 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 教授 (90111624)
OHTANI Tomoyuki 岐阜大学, 工学部, 准教授 (20356645)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Keywords | 応用地質学 / 地すべり / 斜面崩壊 / せき止め湖堆積物 / 斜面災害 / 地震 / 防災 / 放射性炭素同位体年代 |
Research Abstract |
富山市八尾町桐谷および小井波地域には大規模な地すべり地形が認められるが、この内の2事例はほぼ同じ時代(約2500BP)に発生している。大規模地すべりの誘因は地震であることが多く、これらの地すべりの誘因は跡津川断層の、飛越地震(1858)の一つ前の活動である可能性が高いことが明らかとなった。豪雨と海溝型地震を誘因として地すべりが発生している紀伊半島のいくつかの事例についても調査を行い、その発生年代や地質素因を明らかにした。
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[Journal Article] Landslide history deduced from landslide-dammed lakes and their deposits: Examples from central Japan.2010
Author(s)
Kojima, S., Kondo, R., Okamura, N., Ohtani, T., Nagata, H., Nozaki, T., Suzuki, K., Ikeda, A., Nakamura, T.
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Journal Title
Proceedings of IAEG (印刷中)
Peer Reviewed
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[Presentation] 富山市八尾町桐谷周辺の地すべり2009
Author(s)
小嶋智, 永田秀尚, 野崎保, 鈴木和博, 池田晃子, 中村俊夫, 山城屋誠一, 棚橋亮太, 大谷具幸
Organizer
日本地質学会第116年学術大会
Place of Presentation
岡山理科大学
Year and Date
20090904-20090906
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[Remarks] 本研究の成果を含め、せき止め湖研究の到達点をまとめるために、日本地球惑星科学連合の2009年大会において、スペシャルセッション「地すべりダムとせき止め湖:形成から発展、消滅まで」を企画・開催した。
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[Remarks] 本研究の成果の一部は、(社)日本地すべり学会の地震地すべりプロジェクト委員会、第6分科会「歴史地震」が取りまとめ中の事例集に掲載し、データベース化される予定である。
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[Remarks] 平成22年9月5-10日にニュージーランド、オークランドで開催される、国際応用地質学会(IAEG)国際会議において本研究の成果を発表する。