2009 Fiscal Year Annual Research Report
計算科学の基盤となる超大規模線形方程式の高速解法の総合的研究と計算サーバの開発
Project/Area Number |
19560065
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
張 紹良 Nagoya University, 大学院・工学研究科, 教授 (20252273)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 有作 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20362288)
曽我部 知広 愛知県立大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (30420368)
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Keywords | 線形方程式 / 高速解法 / 計算サーバ / 計算科学 / クリロフ部分空間法 |
Research Abstract |
超大規模線形方程式のためのクリロフ部分空間法の研究は,50年あまりの歴史があり,特に1980年代の後半から盛んに行われてきた.国内外では数多くの研究成果が発表され,その一部の成果を活用したライブラリーもたくさん開発され実際問題に役立っている.しかし,研究成果の多くは特定な解法,限定されている問題に対して得られたもので,多方面からの総合的な研究は決して多いと言えない.また,ライブラリーの殆どは中小規模の問題にその威力を発揮できるが,大・超大規模の問題になると利用困難になる.H21年度において、本研究班が実施した研究内容は, 1.線形方程式に帰着される計算科学の応用問題の現状についての調査、 2.線形方程式の係数行列を規模と構造と代数性質の観点からの分類、 3.前処理手法の研究、 4.国内外から計算科学,計算機科学,クリロフ部分空間法,前処理手法,ライブラリー開発などに携わっている専門家より専門知識の提供、 5.電子構造計算のための高速解法に対して研究・開発 などが拳ばられる。これらの成果な国内外の同分野の研究者に紹介し,学術交流を通してその位置づけ・意義な明確にするため,学術論文誌に投稿するとともに,国内学術会議(日本応用数理学会,情報処理学会)と国外学術会議にて出席し,発表を行った.
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Research Products
(6 results)