2008 Fiscal Year Final Research Report
Lifting Structure of M-channel Filter Banks and its Application to Lossy-Lossless Coding
Project/Area Number |
19560394
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Communication/Network engineering
|
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
IKEHARA Masaaki Keio University, 理工学部, 教授 (00212796)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Keywords | フィルタバンク / 可逆非可逆画像符号化 / リフティング構造 |
Research Abstract |
本研究課題では, Mチャンネルフィルタバンクのブロックリフティング構造による実現法を示し、可逆非可逆統一符号化への応用を述べ、その有効性を示した。提案するM分割双直交フィルタバンクはブロックリフティング構造に基づく因数分解を行うことで各リフティングの丸め処理の統合が効率よく行える構造を持ち, その総数を減らすことが可能となる. ビットプレーン符号化により生成されたビットストリームはスケーラビリティを持ち, 全てを伝送することでロスレスモードとして, また所望のビットレートで打ち切ることでロッシーモードとして利用できる.次世代のJPEG2000で採用されている離散ウェーブレット変換と比較し, 提案した方法が優れていることをシミュレーションで示した.
|
Research Products
(7 results)