2008 Fiscal Year Annual Research Report
情報ネゴシエーションとそこからの高度知識の発見による柔軟物微細加工システム
Project/Area Number |
19560412
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Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
萩原 義裕 Iwate University, 工学部, 准教授 (80293009)
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Keywords | ネゴシエーション / 高度知識の発見 / 柔軟物微細加工 / 加工システム / 画像処理 |
Research Abstract |
従来システムと開発された本システムの比較を中心に加工誤差要因ごとに性能試験を行った. 具体的な項目と順序は下記の通りである. また、一部のシステムに関し改良を行った. (1) クランパ(押さえ金)による歪み・対象との接触による切削工具の歪み クランプ圧と設置位置・および加工の際の加工対象のずれの関係を計測した. 従来は厳密な位置に加工対象を設置した場合でも, 加工対象を固定するクランパによる歪みが生じるため設置位置の誤差を防ぐことは困難であったがクランプ圧と設置位置・および加工の際の加工対象のずれの関係を関数化することによりこれらの誤差を軽減することができるようになった. (2) 切削工具との接触による歪み・対象との接触による切削工具の歪み 加工対象と切削工具との接触による加工対象の歪みを計測した. これにより, 限定的ではあるが柔軟な加工対象の精密な加工が可能になった。切削工具が小さい場合, 工具自身の歪みも生じ, 加工結果の誤差要因となる, 加工対象について, 加工対象との接触による切削工具の歪み, およびその影響による加工結果の誤差を計測した. (5) 加工速度による誤差の計測 同じ対象物でも加工速度によって誤差が異なるので加工速度の指針するために最適な加工速度でない場合に誤差がどのように変化するかを計測した.
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[Presentation] 静脈注射支援システムの提案2009
Author(s)
(56)及川果春, 萩原義裕, 萩原由香里, 橋元晧, アデルジャンイミティ
Organizer
日本機械学会東北支部第39回学生員卒業研究発表講演会, 806
Place of Presentation
秋田県立大学
Year and Date
2009-03-06
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