2007 Fiscal Year Annual Research Report
数値計算によるRCスラブの押し抜きせん断破壊の解析および設計への適用
Project/Area Number |
19560473
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
桧貝 勇 University of Yamanashi, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (70115319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 成彦 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (00324179)
高橋 良輔 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (10371783)
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Keywords | 土木構造 / RCスラブ / 数値解析 / 設計方法 |
Research Abstract |
・研究ツールの設備 RCスラブの解析は3次元FEMなどを用いるため,通常のコンピュータではメモリ不足となり,寸法の大きいスラブの解析には限界があったので、64ビットCPUを複数持ち,並列計算が可能なコンピュータおよびシステムを整備した。これにより,大規模な計算が高速で実行できるようになった。 ・3次元FEMの適用性の検討 本研究室で実施したスラブのせん断試結果,および,他機関で行った実験結果と本研究室で開発した3次元FEMプログラムによる計算結果の比較検討により,限られた範囲ではあるが,FEM解析の妥当性を検証した。 ・スラブ載荷実験のための予備検討 スラブの支持条件がその押し抜きせん断耐力に及ぼす影響を実験的に検討するため,剛性が異なる周辺補剛はりをもつ各種RCスラブの数値解析を行って,適切な試験体の諸元について検討を行った。
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