2008 Fiscal Year Final Research Report
CONSTRUCTION OF DAMAGE DIAGNOSIS INDEX BY THE THERMOGRAPHY METHOD USING PASSIVE SOLAR HEAT
Project/Area Number |
19560487
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Structural engineering/Earthquake engineering/Maintenance management engineering
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
MUTSUHITO Yanai Nihon University, 生産工学部, 教授 (10060039)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | サーモグラフィ法 / パッシブソーラー / ひび割れ検出 / 熱伝導解析 |
Research Abstract |
2007年度は、太陽光の集熱効果を利用し、どの程度の熱量が供給されれば進展したひび割れが抽出できるのか、その集熱材料の選定や評価方法について基礎実験及び熱伝導解析から検討した。 その結果、実験に使用した吸熱材料の種類によって吸熱効果に差異が生じ、最も温度上昇が大かったのはエアーキャップの粒径32mm・粒高13mm と黒色アルミシートの組み合わせで、標準試験体よりも22.0℃の有意差が得られた。 一方、2008 年度は、降雨後のコンクリート診断への影響について検討を行った。 その結果、降雨によってコンクリート表面が濡れている場合には日射吸収率が大きくなり、乾燥しているよりも大きな温度上昇が得られ、欠陥検出においても高含水率の影響から蓄熱性が向上し、より大きな温度差となることが分かった。
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Research Products
(10 results)