2008 Fiscal Year Annual Research Report
3次元有限要素法による繰り返し載荷時のRC柱・梁接合部の耐震性能評価法の開発
Project/Area Number |
19560563
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
柏崎 隆志 Chiba University, 大学院・工学研究科, 助教 (40251178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野口 博 千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20107535)
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Keywords | 鉄筋コンクリート / 柱・梁接合部 / 耐震性能 / 有限要素法 / 3次元解析 |
Research Abstract |
本研究では、繰り返し載荷時のRC柱・梁接合部を対象として3次元非線形FEM解析を行い、接合部の地震時挙動に影響を与える各種因子のパテメータ解析を実施する。FEM解析から得られる接合部周辺のコンクリートや鉄筋の応力、ひずみ状況の詳細な考察から応力伝達機構を考察する。また、繰り返し載荷時の柱・染接合部の履歴消費エネルギーや残留変形などから、柱・梁接合部の損傷、劣化の定量化を行い、各種限界状態との関連について解明し、合理的な柱・梁接合部の耐震性能評価法の開発に寄与することを目的とする。 本年度は、昨年度実施した繰り返し載荷時のRC柱・梁接合部の3次元非線形FEM解析結果を用いて、接合部周辺のコンクリートや鉄筋の応力やぴずみ状況、ひび割れや圧壊などの損傷状況の考察から、柱・梁接合部の応力伝達機構のさらなる検討を進めた。また、繰り返し載荷時の柱・梁接合部の履歴消費エネルギーや残留変形などから,柱・梁接合部の損傷、劣化の定量化を行い、各種限界状態との関連について解明し、合理的な柱・梁接合部の耐震性能評価法の開発を行った。
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