2007 Fiscal Year Annual Research Report
突風などのNon-stationary流れを受ける建物の風力特性
Project/Area Number |
19560583
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Research Institution | Tokyo Polytechnic University |
Principal Investigator |
曹 曙陽 Tokyo Polytechnic University, 工学研究科, COE助教授 (00334532)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小園 茂平 宮崎大学, 工学部, 教授 (10169302)
吉田 昭仁 東京工芸大学, 工学部, 講師 (90329219)
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Keywords | 突風 / Non-stationary / 風力 / 建物 |
Research Abstract |
自然界に発生するNon-stationary気流(例えば、竜巻やDownburstに伴う突風)のほとんどは特殊気象現象によるものである。本研究で用いられる実験装置は、Non-stationary気流の発生メカリズムまで模擬することができないが、構造物の風力特性に決定的な要素である風速変動を模擬することが可能である。今年度では、以下のことを実施した: 1) Non-stationary風速変動を持つ大気境界層の乱流特性 観測結果から予想されるDownburstの平均風速鉛直分布特性を持つ、速度が急増する流れを風洞内で模擬し、流れの乱流構造を明らかにした。 2) 突風などのNon-stationary風速変動における建物の風圧実験 風洞実験を実施し、突風などのNon-stationary風速変動を受ける低層、高層建物模型の風圧・風力特性を調べた。得られた結果を解析し、風速加速度による空気力、特に流れ直交方向における空気力の変化を解析している。
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Research Products
(5 results)