2008 Fiscal Year Annual Research Report
アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究
Project/Area Number |
19560621
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
鶴崎 直樹 Kyushu University, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 英嗣 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70002003)
倉田 直道 工学院大学, 工学部・都市デザイン学科, 教授 (40327721)
坂井 猛 九州大学, 新キャンパス計画推進室, 教授 (30253496)
小篠 隆生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00250473)
小松 尚 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (80242840)
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Keywords | 大学 / 都市 / 連携 / マスタープラン / 環境 / 共創 / まちづくり / 再生 |
Research Abstract |
本年度(平成20年4月〜平成21年3月日)における研究実績は、以下のとおりである。 1.アジア圏(韓国・中国)の大学キャンパス計画資料の分析 アジア圏の大学による大学キャンパス・マスタープラン等の既収集資料について、大学と都市・地域との連携に関する記述や計画に注目し、その傾向について分析するとともに、新たに大学キャンパス計画等に関する資料を収集した。 2.韓国の大学(ソウル大学、梨花女子大学、成均館大学)の研究者、自治体(ソウル市冠岳区)、研究所(ソウル市政開発研究院)へのヒアリングの実施 韓国(ソウル市および水原市)の大学、自治体および研究所に対する現地での資料収集およびヒアリング調査を実施(平成20年8月24日〜8月27日)し、同国における大学キャンパス計画と都市・地域との連携に関する実態について概要を把握した。 3.欧州の大学(シュツッツガルト工科大学、ミュンヘン工科大学、トリノ工科大学)の研究者、自治体(ミュンヘン市)へのヒアリングの実施 欧州(ドイツ、イタリア)の大学、自治体に対する現地での資料収集およびヒアリング調査を実施(平成20年11月14日〜11月24日)し、同国における大学キャンパス計画と都市・地域との連携に関する実態について概要を把握した。 4.関連図書の発刊 大学と都市に関連する著書(共著)『地域と大学の共創まちづくり』、小林英嗣+まちづくり研究会、学芸出版、2008年、を発刊した。 5.研究成果の公表 本研究では、韓国や中国等のアジア圏の大学と都市・地域による大学キャンパス計画や都市計画における連携について比較分析を行うとともに、計画連携の手法を構築することを目的としていることより、基礎的な比較指標となる我が国の大学と都市・地域との連携実態について取りまとめた。
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Research Products
(18 results)