2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19560721
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
村田 眞 The University of Electro-Communications, 電気通信学部・知能機械工学科, 教授 (10106883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保木 孝 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (90361823)
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Keywords | 材料加工・処理 / 塑性加工 / 押出加工 |
Research Abstract |
前年度試作した押出加工によって、押し出し加工を行い、実験的検討を行った。 押出し速度を正確にコントロールするとともに,マンドレルの位置が押出し加工において重要なファクターとなる。マンドレル先端の形状およびマンドレルとダイ間の距離が,この管を製造する時の重要なファクターとなることを明らかにし,押出し加工による穴付きリブを有する管の製造法が確立された. さらに、押出し加工温度について,その温度を変化させ,実験と数値シミュレーションによって検討を加えた.押出温度は350℃から550℃までの幅で実験を行った。この加工法の特徴を明らかにし、その結果を以下に記述する。 (1) ガイド位置が高いほど接合強度は上昇した。 (2) 押出し温度が高いほど接合強度は上昇した。 (3) 接合部の引張試験を行った結果、管とリブの接合部で破断したため、接合は不完全であった。 (4) 接合強度は、母材の強度に対して60%の引張り強度が得られた。 来年度は, 熱交換器として、より実際的な工業的に用いられるように、薄肉化と小経化について実験的および解析的に検討を加える。
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Research Products
(5 results)