2008 Fiscal Year Final Research Report

Functional analysis of low-affinity nitrate transporter in barley leaves

Research Project

Project/Area Number	19580065
Research Category	Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
Allocation Type	Single-year Grants
Section	一般
Research Field	Plant nutrition/Soil science
Research Institution	Niigata University
Principal Investigator	SUEYOSHI Kuni Niigata University, 自然科学系, 准教授 (10216278)
Project Period (FY)	2007 – 2008
Keywords	無機栄養 / 硝酸イオン / トランスポーター
Research Abstract	植物の無機窒素源である硝酸イオンは、根で吸収され、道管を介して葉に送られる。硝酸イオンの葉細胞内への輸送は、低親和性硝酸イオントランスポーター(NRT1)が関与すると予測されるが、その証拠はない。本研究では、オオムギで同定されたNRT1(HvNRT1)の機能解明を目的として研究を行い、(1)HvNRT1遺伝子は、地上部・地下部の両方で構成的に発現していること、(2)HvNRT1は細胞膜に発現していること、(3)HvNRT1を発現させたアフリカツメガエル卵母細胞は、低親和性硝酸イオン輸送活性を持つこと、を明らかにした。これらのことは、オオムギの葉細胞への硝酸イオン輸送にHvNRT1が関与している可能性を示している。

(2 results)