2007 Fiscal Year Annual Research Report
炎症と細胞死を制御するASCに着目したピロリ菌感染と宿主応答の解析
Project/Area Number |
19590385
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
谷口 俊一郎 Shinshu University, 大学院・医学系研究科, 教授 (60117166)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
筒井 ひろ子 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (40236914)
小林 基弘 信州大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00362137)
相良 淳二 信州大学, 医学部, 教授 (10225831)
板野 直樹 信州大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (40257712)
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Keywords | ASC / 炎症 / 感染 / 細胞死 / ピロリ菌 |
Research Abstract |
1)ASC欠失マウスにおけるピロリ感染効率を正常マウスと比較し、ASC欠失マウスへのピロリ菌感染効率が大きいことを認めた。 2)胃粘膜における炎症は正常マウスに比べ、ASC欠失マウスの方が軽度であることを認めた。 3)rasH2Tg/ASC<-1->マウスが樹立できた。 以上の成果は、当初の目的と計画に沿ったものであり、自然免疫、炎症、細胞死制御に関わるASC分子の個体レベルでの機能を解明するために、意義ある内容と考えられる。ASC分子の細胞死制御面にも焦点を当て、ピロリ感染、炎症と発癌への関与を解明することが今後の課題である。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Significance of Tumor-Associated Stroma in Promotion of Intratumoral Lymphangiogenesis: Pivotal Role of a Hyaluronan-Rich Tumor Microenviromment.2008
Author(s)
Koyama H, Kobayashi N, Harada M, Takeoka M, Kawai Y, Sano K, Fujimori M, Amano, J., Ohhashi, T., Kannagi, R., Kimata, K., Taniguchi, S., Itano, N.
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Journal Title
Am. J. Pathol. 172
Pages: 179-193
Peer Reviewed
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