2007 Fiscal Year Annual Research Report
カロリー制限によるSREBP1/LXRを介した細胞傷害・炎症抑制および代謝の変化
Project/Area Number |
19590396
|
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
樋上 賀一 Tokyo University of Science, 薬学部, 教授 (90253640)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下川 功 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (70187475)
千葉 卓哉 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (40336152)
|
Keywords | カロリー制限 / SREBPI / LXR / 脂肪組織 / 細胞傷害 / 炎症 |
Research Abstract |
カロリー制限による(CR)による白色脂肪組織(WAT)の形質変化に、転写因子であるsterolregulatory element binding protein(SREBP)1が関与している可能性を明らかにするため、CRを行ったSREBP1ノックアウト(KO)マウス、自由摂食したSREBP1KOマウス、CRを行った野生型マウス、自由摂食した野生型マウス、各群各群40匹ずつを飼育し、そのうち半数(実験群)を8カ月齢で屠殺、実験に必要な臓器を採取、保存した。また、残り各群20匹は寿命集団として現在も飼育している。実験群においては、現在まで、屠殺時の体重、臓器重量、摘出した主要臓器の組織像を解析した。体重はSREBP1KOマウスで、有意に高いものの、CRが体重、臓器重量、組織像に及ぼす影響は見られなかった。今後、炎症系サイトカインや代謝関連遺伝子発現などを解析する予定である。また寿命集団は、死亡時に随時解剖をおかない、死因等を解析予定である。
|