2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Clinical significance of SLC12A3 gene polymorphisms in diabetic nephropathy
Project/Area Number |
19590546
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Laboratory medicine
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
YASUJIMA Minoru Hirosaki University, 大学院・医学研究科, 教授 (90142934)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 糖尿病性腎症 / 遺伝子マーカー / SLC12A3 / 遺伝子多型 / 一塩基多型(SNPs) / 連関解析 |
Research Abstract |
糖尿病性腎症の臨床的な特徴の一つは、1型あるいは2型を問わず糖尿病患者のうち腎症の感受性遺伝的背景をもつ40%程度のみに発症することである。本研究は、糖尿病性腎症の発症と進展にSLC12A3の機能変化によるNaCl代謝異常が関与する可能性に着目し、SLC12A3遺伝子多型の病態的意義を明らかにすることを目的とする。具体的には、SLC12A3の遺伝子多型部位を健常者および糖尿病性腎症患者のシークエンス解析により検索し、さらに遺伝子多型について健常者群、糖尿病患者さらに合併症(神経症および網膜症)群を比較対照として糖尿病性腎症患者との連関解析を行う。さらに糖尿病性腎症患者を病期別に分類し、腎症進展への関与について検討し、SLC12A3遺伝子の糖尿病性腎症感受性マーカーとしての臨床的意義を明らかにする。
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