2008 Fiscal Year Final Research Report
The spectrum of pathological involvement in Japanese multiple system atrophy
Project/Area Number |
19590983
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Neurology
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
OZAWA Tetsutaro Niigata University, 医歯学総合病院, 講師 (10377153)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAKAHASHI Hitoshi 新潟大学, 脳研究所, 教授 (90206839)
ONODERA Osamu 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (20303167)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 多系統萎縮症 / 病理学的サブタイプ / 脊髄小脳変性症 / パーキンソン病 |
Research Abstract |
本邦の多系統萎縮症(MSA)症例における病理学的サブグループの内訳を明らかにする目的で, 連続した50例のMSA剖検例において, 既報の方法(Ozawa T, et al. Brain 2004 ; 127 : 2657-2671)を用いて黒質線条体優位型, オリーブ核橋小脳優位型, 両病変同等型の分類を行った. 検索した50例のMSA剖検例における病理学的サブグループの内訳は, 黒質線条体優位型は18%, オリーブ核橋小脳優位型は40%, 両病変同等型は42%であった. この結果は, 日本人MSAでは臨床的にMSA-Cの頻度が優位であるとする報告を病理組織学的な観点から裏付けるものと考えられる. さらに, 黒質線条体優位型の頻度が比較的高い英国人MSAにおける病理学的サブグループの内訳とかなり異なる結果となり, MSAサブグループの病変分布の特徴において, 地域あるいは人種間の差違が存在する可能性がある.
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