2008 Fiscal Year Annual Research Report
神経芽細胞腫の腫瘍幹細胞が持つ細胞特性に基づく治療の確立
Project/Area Number |
19591261
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
青山 峰芳 Nagoya City University, 大学院・医学研究科, 助教 (70363918)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70212462)
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Keywords | 神経芽細胞腫 / 腫瘍幹細胞 / 神経幹細胞 / マイクロアレイ |
Research Abstract |
申請者は神経芽細胞腫由来腫瘍幹細胞および神経幹細胞の細胞特性を解析し、神経芽細胞腫由来腫瘍幹細胞と神経幹細胞との類似点と相違点を明らかにすることで、神経芽細胞腫の悪性化メカニズムを解明することを目的に研究を進めている。腫瘍幹細胞を単離する方法として、最近、Mansfordらはヒト由来神経芽細胞腫の腫瘍初期化細胞の存在を明らかにし、神経幹細胞の培養方法と同様な培養条件でneurosphereに類似した腫瘍塊を形成させて腫瘍初期化細胞を単離する方法を報告した(Cancer Res.67:11234-43,2007)。我々も同様な方法を用いてマウス神経芽細胞腫株NIE115から腫瘍幹細胞を単離する実験を行い、解析を計画中である。一方、正常の神経幹細胞の単離については、それぞれ胎生14日齢のマウス全脳および日齢21日の成体マウス側脳室外側からneurosphere法によって神経幹細胞を単離した。抗nestin抗体を用いた細胞染色によって神経幹細胞由来のneurosphereであることを確認し、total RNAを回収し保存した。神経芽細胞腫由来腫瘍幹細胞にはグリオーマ腫瘍由来腫瘍幹細胞とは異なる表面マーカーが存在することが示唆され、neurosphere法に類似した方法である機能的な単離法によって幹細胞集団を回収し、細胞集団の解析を行う必要があると考えている。
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Research Products
(17 results)
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[Presentation] Region-specific expression of a water nervous system.2008
Author(s)
Aoyama, M., Kakita, H., Kato, S., Fujita, M., Sobue, K., Asai, K.
Organizer
Neuroscience 2008, the Society for Neuroscience's 38th annual meeting
Place of Presentation
Washington, DC, U.S.A.
Year and Date
20081115-20081119
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