2008 Fiscal Year Final Research Report
Reconstitution of human hair follieles in vitro
Project/Area Number |
19591310
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
ARASE Seiji The University of Tokushima, 大学院・ヘルスパイオサイエンス研究部, 教授 (90108887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
OURA Hajimu 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (20284284)
HIROSE Kenji 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (40437653)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
OURA Hajimu 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 臨床教授 (20284284)
HIROSE Kenji 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (40437653)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 皮膚生理学 |
Research Abstract |
既に我々は、男性型脱毛部(AGA)と正常部からの毛乳頭細胞(DPC)間での遺伝子発現の差を検討し、AGA部では毛包細胞の増殖を促進させるephrinA3の発現が抑制されていることを見出したが、その後、生直後マウス皮膚でephrinA群の発現をPCR法と免疫組織化学法で調べ、ephrinA1~A3が生長期に一致して発現が亢進するが、休止期直前には発現しなくなり、次の生長期に再び急激に亢進する事を見出した。そして、誕生直後のマウス皮下にephrinA3蛋白を注入すると毛包数が増加する事も見出した。そしてエフリン群の作用機序も解明し発表した(詳しくは研究成果参照)。その後、Zheng Yらの方法を用いて、毛包形成とephrinA群-Wnt系シグナルの関係をみたところ、密な関係を見出した(投稿準備中) 一方、アデノシンがDPCに働き、FGF7の産生を促進する事、毛乳頭細胞そのものの増殖も促す事を見出し報告した。これらの結果を基に、トランスレーショナル研究の一環として、アデノシン含有育毛剤を開発し市場に提供した。そしてその製品が男性型脱毛のみならず、女性の脱毛症にも効果がある事を確かめ報告した(研究成果参照) また、コルネオデスモシン遺伝子をノックアウトし、コルネオデスモシンの皮膚や毛包形成に及ぼす影響を調べ、その役割についても推測した(研究成果参照)
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Research Products
(15 results)