2007 Fiscal Year Annual Research Report
胆道癌に対する抗癌剤gemcitabine奏効例の選別化
Project/Area Number |
19591586
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
味木 徹夫 Kobe University, 医学部, 助教 (80379403)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 恒憲 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (00314477)
神垣 隆 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (20372641)
黒田 嘉和 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70178143)
具 英成 神戸大学, 医学部, 教授 (40195615)
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Keywords | 癌 / 薬剤反応性 / 動物 |
Research Abstract |
平成19年度は作成した動物モデルがgemcitabineの奏効モデルとして適正であることを確認し、この成果をAnnals of Surgical Oncology誌にpublishした。さらに、胆道癌の臨床症例を集積し、現在までgemcitabine投与症例は総計107例となった。これらに対するgemcltabineの薬剤効果はpartial response(PR)11%、stable disease(SD)52%、progressive disease(PD)37%であった。これら症例の中から、materialとして解析可能な凍結組織36例、ホルマリン固定組織59例のリストアップを完了した。また、gemcitabine代謝酵素発現を検討するために、抗体としてRRM1、RRM2、dCK、CDA、5'-NT、hENT-1を入手し、現在実験の条件付けを行っている。きらに、上述の胆道癌モデルにおいて、転移部位の凍結組織、ホルマリン固定組織を確保した。
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Research Products
(2 results)