• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2008 Fiscal Year Annual Research Report

皮膚由来の多能性幹細胞の分化誘導実験及び損傷脳・末梢神経への移植実験

Research Project

Project/Area Number 19591664
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

高井 敬介  The University of Tokyo, 医学部附属病院, 助教 (70376424)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 斉藤 延人  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
Keywords移植・再生医学 / 再生医学
Research Abstract

GFP-transgenicマウスの耳介より採取した組織から、浮遊培養系で、皮膚由来幹様細胞を作成した。この細胞を、虚血損傷後のマウス梗塞脳に移植した。移値細胞が、うまく生着せず、虚血条件や移植条件を変えて実験を行った。結果、4週間後には移植細胞が生着生存した。移植細胞は、穿刺針の腔に沿って1ヶ所に集族して存在しており、梗塞に陥った脳全体に遊走移動している所見は認められなかった。これらの細胞を、神経系細胞の抗体であるNeuN、GFAPで蛍光染色したが、いずれも染色されず、移植生存細胞は、マウスの神経症状(片麻痺)を改善しなかった。皮膚由来幹様細胞は、組織採取の容易さと、自家移植が可能なため免疫抑制剤が不要という、大きな利点を持つが、生体内での生着や分化の条件が重要と考えられる。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi