2007 Fiscal Year Annual Research Report
悪性脳腫瘍幹細胞を用いた脳腫瘍動物モデルの確立と治療
Project/Area Number |
19591676
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
神原 啓和 Okayama University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40420484)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市川 智継 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10362964)
伊達 勲 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (70236785)
小野 成紀 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40335625)
新郷 哲郎 獨協医科大学, 医学部, 助教 (50379749)
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Keywords | 幹細胞 / 増殖型ヘルペスウイルス / 悪性脳腫瘍 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
1)悪性脳腫瘍幹細胞の分離 手術で摘出された悪性脳腫瘍細胞を初代培養し、増殖してきた細胞をAthymic mouseの皮下に注入し腫瘍を形成してくるものを培養した。増殖能力と腫瘍形成能力を持った細胞を分離した。こうして現在脳腫瘍幹細胞と考えられている細胞が樹立できたと考えている。次はCD133をマーカーとして分離していく方針である。また、Nestin、GFAP等のマーカーについても分析を行う予定である。 2)制限増殖型ヘルペスウイルス(rQNestin34.5)の調整 既に開発済みであるが、今後はよりウイルスタイターを挙げるために、ウイルス産生細胞の培養条件、ウイルス精製の際のウイルス分離条件等を改良し、ヘルペスウイルスについては準備が整っている。 3)In vitroでのウイルスの悪性脳腫瘍幹細胞に対する抗腫瘍効果の検討 1)の実験で得られた培養腫瘍細胞を用いて抗腫瘍効果を検討している。全培養細胞については行えていないが、今後は行っていく予定である。
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Research Products
(8 results)