2007 Fiscal Year Annual Research Report
空間的かつ時間的制御を可能とする悪性グリオーマに対する幹細胞療法の基礎的研究
Project/Area Number |
19591684
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
中林 博道 Kochi University, 医学部附属病院, 講師 (70346716)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 惠司 高知大学, 医学部, 教授 (50162699)
政平 訓貴 高知大学, 医学部付属病院, 助教 (80444769)
八幡 俊男 高知大学, 医学部, 助教 (40380323)
梶 豪雄 高知大学, 医学部, 助教 (70343366)
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Keywords | 悪性グリオーマ / 幹細胞 / アストロサイト / TRAIL / IL12 |
Research Abstract |
1、TRAILのapoptosis誘導作用に対するマウスグリオーマ細胞(RSV-M、 GL261)およびヒトグリオーマ細胞(U87MG、U251)の反応性を調べたところ、各細胞ともTRAILに反応性があることが判明した。 2、マウスのTRAIL geneのクローニングを試みた。マウスの脾臓組織からtotal RNAを精製し、マウスful length TRAIL geneの5'と3'の配列に特異的なプライマーを用いてPCRを行い、マウスfull length TRAIL geneのcDNAを得た。 3、次にマウスIL-12 geneのクローニングを試みた。マウスfull length IL-12 geneの5'と3'の配列に特異的なプライマーを用いてPCRを行い、マウスfull length IL-12 geneのcDNAを得た。 4、開発済みのグリオーマ特異抗原に対するマウス単鎖抗体(ONS-M21)からのscFv遺伝子のcDNAの単離については現在進行中である。 5、遺伝子導入マウスES細胞の分化・誘導 マウスES細胞から神経幹細胞(NSC)およびastrocyteへの分化・誘導の手法の確立については現在のところ試行錯誤中である。
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Research Products
(2 results)