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2008 Fiscal Year Annual Research Report

メタボリックシンドロームに伴う関節軟骨変性の分子機構解析

Research Project

Project/Area Number 19591754
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

加藤 剛  Tokyo Medical and Dental University, 医学部附属病院, 助教 (80447490)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 麻生 義則  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (50345279)
下地 尚  (財)癌研究会, ゲノムセンター遺伝子発現解析部門, 研究員 (40370150)
竹田 秀  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (30376727)
四宮 謙一  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20111594)
Keywordsob / obマウス / 高脂肪食 / 網羅的解析
Research Abstract

メタボリックシンドロームのモデルマウスであるob/obマウス(レプチン機能低下)、および高脂肪食負荷マウスの解析を中心として、肥満、特に糖質代謝、脂肪代謝と軟骨老化/変性の関連を明らかにすることを目的としている。本年度の研究において以下の点が明らかとなった。1.ob/obマウス、および高脂肪食負荷マウスにおいて関節軟骨変性が認められた。これは尾椎懸垂による下肢免荷の影響を受けないことからメカニカルストレスとは独立した軟骨変性制御経路の存在が示唆された。2.高脂肪食負荷によって、経時的にマウス変形性膝関節症を誘発させることに成功した。高脂肪食負荷後1ヶ月から膝関節周囲の脂肪増殖が認められ、負荷後3ヶ月にて明らかな骨棘形成、軟骨細胞死などが認められた。これらのデータに免疫組織学的評価を加え、米国骨代謝学会に投稿予定である。3.関節軟骨における長寿遺伝子SIRT1,SIRT6の発現を確認した。これらの遺伝子に対するsiRNAを作成し、軟骨細胞様細胞株における遺伝子発現抑制に成功した。現在遺伝子操作による遺伝子発現の変動を網羅的に解析している。4.マウス膝軟骨に対するレーザーキャプチャーマイクロダイゼクション法の適用に成功した。現在、ob/obマウス、および高脂肪食負荷マウスに対してこの手法を適用し、変形性膝関節症の進行における遺伝子発現の変動を網羅的に捉えることを試みている。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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