2008 Fiscal Year Annual Research Report
モノクローナル抗体RM2を用いたPET用前立腺癌イメージング薬剤の開発
Project/Area Number |
19591838
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
大山 伸幸 University of Fukui, 医学部附属病院, 講師 (20223977)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 修 福井大学, 医学部, 教授 (90242552)
伊藤 秀明 福井大学, 医学部, 助教 (00345620)
楠川 直也 福井大学, 医学部附属病院, 医員 (80372499)
藤林 康久 福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (50165411)
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Keywords | 前立腺癌 / 核医学画像診断 / PET / RM2 / 細胞実験 / 動物実験 |
Research Abstract |
本年度は^<125>I-RM2が前立腺癌画像診断において有用なトレーサーとなり得るかを細胞実験、動物実験を実施した。 【方法】クロラミンT法により、^<125>Iを用いてRM2を標識した。^<125>I-RM2を癌培養細胞の培養液に添加し、その細胞集積を調べた。また、担癌マウスに^<125>I-RM2を静注し、組織分布を調べた。 【成績】PC-3、LNCaPに対する^<125>I-RM2の細胞集積は、トレーサー添加後の時間の経過とともに、癌細胞へ集積することが確認された。一方、培地にあらかじめ標識していないRM2抗体を加えると、同様の傾向は認めなかった。また、乳癌細胞株であるMCF-7に対しては、細胞集積の時間経過による上昇を認めなかった。マウス移植前立腺癌組織においても、^<125>I-RM2は高集積を示した。 【結論】^<125>I-RM2これらの結果より、^<125>I-RM2は前立腺癌細胞に集積することが細胞実験、動物実験を通して確認できた。また。その集積はRM2による前処置により抑制されることから、^<125>I-RM2の集積は、前立腺癌細胞のRM2抗原に特異的に結合することによると推測された。よって、RM2を用いた核医学画像診断法が、前立腺癌の画像診断に有用となる可能性が示唆された。
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Research Products
(1 results)