2008 Fiscal Year Annual Research Report
哺乳動物の精子中心体の新しい機能評価法に関する研究
Project/Area Number |
19591878
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
伊藤 千鶴 Chiba University, 大学院・医学研究院, 助教 (80347054)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
年森 清隆 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (20094097)
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Keywords | 精子機能 / 中心体 / 受精 / 不妊症 |
Research Abstract |
1.中心体に集積するODF2のisotypeの同定 ODF2の4つのisotype (1a,2a,3a,4)をそれぞれ緑色蛍光蛋白質EGFPに繋いだ発現ベクターを作成した。これらのベクターをHek293T細胞に導入・画像化し、中心体に集積するisotypeを同定した。 2.ODF2と中心体機能との関連 中心体関連centrinにEGFPをつないだcentrin-EGFPベクターを作成した。また、ODF2のスプライシングバリアントであるcenixineに赤色蛍光淡白質Cherryをつないだcenexine-Cherryベクターを作成した。これらをHek293T細胞に共発現させ、共に中心体に集積する時期が重なることを確認した。 3.ODF2-EGFPトランスジェニック(TG)マウスの作成 遺伝子導入によりODF2-EGFPマウスを作成した。PCRでgenotypingを行なった結果、ODF2-EGFPが導入されていることを確認した。 4.ODF2-EGFP TGマウスを交配し、実験に使うためのマウスを作成中である。
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