2007 Fiscal Year Annual Research Report
胎児脳機能リズム形成と神経学的発達との関連について
Project/Area Number |
19591900
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
池ノ上 克 University of Miyazaki, 医学部, 教授 (60232211)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鮫島 浩 宮崎大学, 医学部, 准教授 (50274775)
川越 靖之 宮崎大学, 医学部, 講師 (70336311)
立元 真 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (50279965)
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Keywords | 子宮内発育遅延 / 胎児リズム形成 / 胎児心拍数モニタリング / active-quiet cycle |
Research Abstract |
当科で外来管理、もしく入院管理を行う妊婦を対象に、胎児心拍数モニタリング所見を用い、胎児のactive-quiet cycle形成の時期について検討を行っている。胎児、妊婦に異常を認めないローリスク妊娠と、子宮内環境の悪化が予想される子宮内胎児発育遅延(IUGR)群の2群間でのその発達の比較検討を行っている。現在までのデータの集計、分析ではローリスク妊娠群(n=20)では平均妊娠34週でそのcycleが形成されたのに対し、ハイリスク群(IUGR群,n=8)ではそのリズム形成が妊娠37週前後と遅い傾向を認めている。今後はさらに症例の蓄積を行い、そのリズム形成の時期とその胎児背景について比較検討をしていく予定である。
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