2007 Fiscal Year Annual Research Report
エストロゲン依存性子宮体癌発癌過程におけるPAX2プロモーターメチル化の関与
Project/Area Number |
19591925
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
三橋 暁 Chiba University, 大学院・医学研究院, 講師 (40302541)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生水 真紀夫 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (30226302)
碓井 宏和 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (90375634)
海野 洋一 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (90375759)
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Keywords | 婦人科腫瘍学 |
Research Abstract |
臨床研究 臨床検体におけるPAX2の発現の測定 1)正常子宮内膜組織15例,子宮内膜異型増殖症5例,子宮体部15例の組織を採取し,DNA,RNAを抽出した。DNAをbisulfite処理をしPAX2のプロモーター領域のメチル化状態を解析する予定。早期診断への応用も視野にいれ,細胞診断後のサンプルを液状検体保存し,メチル化を検索する。 2)蛋白レベルでのPAX2の発現を確認するため,正常子宮内膜10例をコントロールとして,子宮体癌20例に対し,rabil anti-PAX2 polyclonal抗体を用いて免疫組織学検討を行った。免疫組織学的検討では正常子宮内膜においてもPAX2の発現を認めた。PAX2はMuller管由来組織では陽性で,免疫染色では発現量は区別できなかった。癌では,低メチル化により活性が更新していると考えられており,real timePCR法を用いて発現量を比較する必要が示唆された。
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