2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19592170
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
浅海 淳一 Okayama University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (60184131)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
此内 浩信 岡山大学, 大学病院, 講師 (20294423)
柳 文修 岡山大学, 大学病院, 助教 (50284071)
久冨 美紀 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (60314704)
松崎 秀信 岡山大学, 大学病院, 助教 (70325124)
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Keywords | ダイナミックMRI / 口腔扁平上皮癌 / Contrast Index / MIB-1(Ki-67) / CD44 / CD133 / VEGF / Flk-1 |
Research Abstract |
本年度は、ダイナミックMRIから得られたパラメーターと転移の頻度や予後と相関する因子と考えられている腫瘍増殖能、腫瘍血管新生との関連性を比較検討した。口腔扁平上皮癌の診断のもとに、術前にダイナミックMRIが行われ、画像と摘出標本の病理像との比較検討が可能な28例(T2:24例、T3:4例)を対象とした。DCE-MRIで得られた画像と相当すると考えられた断面の標本にMIB-1(Ki-67)(GO期以外の増殖期(G1,S,G2,M期)にある細胞の核に発現する)、CD44(癌幹細胞のマーカー(乳癌、頭頚部扁平上皮癌、膵臓癌))、CD133(癌幹細胞のマーカー(前立腺癌、大腸癌))、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)、Flk-1(VEGFのレセプター)の免疫組織染色を施行し、検討中であるがまだ結果は得られていない。これらのindexとCI-gain、CI-gain/CI-max ratioとの間に有意な相関関係が得られることを期待して検討している。検討の結果、相関関係が得られれば、DCE-MRIは、患者の予後の推定や治療方針の決定に際し、有用な非観血的検査法と成りうる。
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Research Products
(4 results)