2008 Fiscal Year Annual Research Report
MRIマイクロスコピーコイルによる被曝のない顎骨の骨梁解析
Project/Area Number |
19592183
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
金田 隆 Nihon University, 松戸歯学部, 教授 (40185947)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋元 芳明 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (10147720)
加藤 正隆 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (40434097)
森 進太郎 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (40419792)
岡田 裕之 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (70256890)
山本 浩嗣 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (00102591)
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Keywords | 磁気共鳴画像検査 / MRIマイクロスコピーコイル / 顎骨の質的評価 / 被曝のない骨梁解析 / 骨梁の描出 / T1強調像 / T2強調像 / 脂肪抑制像 |
Research Abstract |
顎骨の骨質評価を行うことを研究目的とする「MRIマイクロスコピーコイルによる被曝のない顎骨の骨梁解析」は研究2年目にはいった。平成20年度研究実績から被曝のないMRIの撮像データからエックス線検査と同等の骨梁解析ができることが実証されてきた。平成19年度から引き続き実施してきた基礎的検討として,剖検顎骨を用いてMRIマイクロスコピーコイルの骨梁の描出能を検討し,骨梁の詳細な検討が可能であることが判明した。これら骨梁の描出能の検討はCT検査を含む各種エックスス線検査との比較検討を行い,同等の骨梁データの抽出が可能であった。MRIマイクロスコピーコイルの撮像はファントーム用いて通常のT1,T2強調像に加え脂肪抑制像等の各種撮像シークエンスについて最適な撮像条件も検討した。検討した撮像条件の下にて剖検顎骨をMRIマイクロスコピーコイルにて撮像し,MRIのデータから骨梁解析を施行した。ファントームによるMRIマイクロスコピーコイルの撮像条件の検討はコイルを適正に使用すればT1,T2強調像に加え脂肪抑制像のすべてが骨梁解析に可能であった。数名のボランティアにてMRI撮像したところ,エックス線像と同様の骨梁解析が可能であった。今後,MRIの撮像シークエンスも再度検討し,骨梁以外のT1,T2値等のMRI検査の数値成分も加えた骨梁の定量的評価の検討も進行中である。
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Research Products
(7 results)