2008 Fiscal Year Annual Research Report
透明プラスチックインプラントを用いた骨結合達成スピードの動的評価
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19592276
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| Research Institution | Fukuoka Dental College |
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Principal Investigator |
城戸 寛史 Fukuoka Dental College, 歯学部, 准教授 (90169897)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 正朗 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (10089451)
長島 義之 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (30389415)
渡津 章 産業技術総合研究所, サステナブルマテリアル部門, 研究員 (90358375)
寺岡 啓 産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 研究員 (00357542)
斎藤 尚文 産業技術総合研究所, サステナブルマテリアル部門, 研究員 (40357059)
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| Keywords | チタニウム / インプラン / 骨結合 / コーティング / 界面 |
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| Research Abstract |
【透明プラスチックインプラントの粗面加工および骨結合の確認】
本研究では透明プラスチック表面にスパッタリング法によってチタンの薄膜をコーティングすることでチタンと骨界面の微細構造を観察することを特徴としている.これまでに表面の滑沢な実験用インプラントについて検討してきたが,市販インプラントの多くは粗面性状を有している.そこで,プラスチックにコーティングしたチタンの粗面加工を検討した.市販されているインプラントの粗面処理の多くはブラスト処理または酸エッチング処理で加工されている.そこで,プラスチックインプラント表面にコーティングされたチタン表面のブラスと処理またはエッチング処理による粗面加工を試みた.しかし,コーティングの皮膜厚さが非常に薄いためコーティング自体が消失することがあり,これらの方法は実験用チタンコーティングインプラントの粗面処理には適さないことがわかった.陽極酸化処理による粗面加工も市販インプラントの粗面加工として用いられている方法であり良好な臨床成績が報告されている.そこで,実験用チタンコーティングインプラント表面の陽極酸化処理を試みたところ市販インプラントの表面性状に類似した表面性状を作ることができた.だたし,これまでに用いてきた実験用コーティングインプラントと比較してチタン層の厚さが3〜4倍になるためチタン表面と骨の界面の観察に支障がある可能性がある.現在,できるだけチタン層を薄く保ちながら市販インプラントに近い表面性状を作る方法について検討中である.
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Research Products
(1 results)
