2009 Fiscal Year Annual Research Report
睡眠時無呼吸発生時のみ下顎前突させ閉塞が消失しなければ陽圧送気する治療装置の開発
Project/Area Number |
19592292
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyoto Medical Center |
Principal Investigator |
吉田 和也 Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyoto Medical Center, 臨床研究企画運営部, 研究員 (90263087)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 和夫 京都大学, 医学研究科, 教授 (90197640)
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Keywords | 睡眠時無呼吸症候群 / 口腔内装置 / CPAP / 持続陽圧呼吸療法 / 下顎運動 / 神経生理学 |
Research Abstract |
1.人工筋肉の特性に関する検討 人口筋肉の収縮力と変位性を各条件下で測定し、実際に必要な下顎前突のための収縮力と牽引方向を正常被験者にて測定した。 2.呼吸パターン感知ソフトおよびシステムの構築 (1)持続陽圧呼吸装置(CPAP)の呼吸パターン感知ソフトプログラムの書き換え。 (2)口腔内装置に送気できるように持続陽圧呼吸装置の改造。 持続陽圧呼吸装置(CPAP)を改良するため、睡眠時無呼吸を感知して口腔内装置への送気、および無呼吸の改善なければ鼻マスクより送気するようにプログラムを変更に取り組んだが、研究期間中には間に合わなかった。今後も継続して研究を継続する予定である。 3.成果の英文書物としての公表 これまでの成果をアメリカの出版社から単独執筆の単行本として出版した。口腔内装置を用いる睡眠時無呼吸の治療、原因療法として最近注目されている口腔外科的な手術治療、睡眠時無呼吸症候群に伴う顎口腔領域の神経生理学的所見、さらに食育による睡眠時無呼吸症候群の予防など今後の臨床と研究の展望について記載した。本研究で得られた成果を広く世界に発信することができると考える。Yoshida K.Sleep apnea syndrome from clinical and neurophysiological aspects in the stomatognathic system. Nova Science Publishers, New York. 2010.
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Research Products
(5 results)