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2008 Fiscal Year Annual Research Report

自然発生口唇口蓋裂ビーグル犬の開発と応用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19592326
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

古川 博雄  Aichi Gakuin University, 歯学部, 講師 (70291763)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 子安 和弘  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (50183348)
内藤 宗孝  愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (20167539)
Keywordsイヌ / ヒト / 先天異常 / 口唇裂 / 口蓋裂 / 心臓異常 / 大血管異常
Research Abstract

1.昨年度(初年度)確立した全国のビーグル犬のブリーダーネットワークから、新たに口唇裂ビーグル犬2頭を入手した。残念ながらこれらの個体は、出生後まもなく死亡している。しかしこれらは左口唇裂および軽度咬合不全、上顎骨顎変形を合併するだけで、口蓋裂もなく他の外表奇形は特に認められていない。死亡原因は、局所的な問題で哺乳困難なためとは考えにくく、われわれが報告してきたように、口唇口蓋裂ビーグル犬に頻発する心血管系の異常により成長困難なためと考える。これらの概要を、第25回日本障害者歯科学会総会および学術大会で、演題名「自然発生顎顔面異常ビーグル犬についての考察」で報告した。現在も、心血管系の異常を中心に検索中である。この結果については、平成21年度の第33回日本口蓋裂学会総会・学術集会で報告を予定している。
2.昨年度入手した顎変形ビーグル犬(♀)は口唇口蓋裂の発症はないものの、口唇口蓋裂関連遺伝子を持ち合わせた個体ではないかと考え、口唇口蓋裂自然発生ビーグル犬系統の確立をめざし、交配個体として試行中であるが未だ2世獲得には至っていない。生殖能にも問題を持ち合わせている可能性もあるが、人工受精、受精卵移植などの手法導入も考慮し、交配試行継続中である。
3.成長・発育に関する基礎調査として、われわれの開発したビーグル犬専用の頭部X線規格撮影装置等を用いて、現在飼育中ビーグル犬の顎、咬合、歯列、歯牙形態、歯胚状態などを、規格X線写真、模型などを用いて解剖学的検索を行った。今後も、経年的にこれらについて確認していく。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 自然発生顎顔面異常ビーグル犬についての考察2008

    • Author(s)
      仲間 錠嗣
    • Organizer
      第25回日本障害者歯科学会総会および学術大会
    • Place of Presentation
      品川区立総合区民会館きゅりあん
    • Year and Date
      20081010-20081011

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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